今回はコンビニを利用する場合の活用術についてです。特に、通常練習期に昼食を購入する場合で考えます。
さて、あなたならコンビニで何を選びますか? 何を選んでいますか? 選ぶ理由は?
きっと人それぞれ選ぶ理由があると思います。「好きだから」「おいしいから」「安いから」「持ち運びに便利だから」など、さまざまかと思います。それでは通常練習期の昼食として何を選んだらよいのでしょうか。
単品物の選び方について
1日3500キロカロリーのエネルギーを必要とする人の場合、1回の食事で1000~1200キロカロリー程度取らなくてはなりません。まず考えてほしいことは、主食です。主食に何を取るか、ということです。主食として約600キロカロリー程度は取りたいところです。ここでは弁当ではなく、単品物の選び方についてです。
主食例
●おむすびの場合…3個(しそちりめん、シーチキンマヨネーズ、おかか)
●サンドイッチの場合…2個(ミックスサンド、レタスハムサンド)
●菓子パン・総菜パンの場合…2個(くるみ&チーズ、ホットドック)
油っぽくない商品を
次に、通常練習期の主食を選ぶ際のポイントです。
まず、おむすびにしてもパンにしても、脂質が多くない、油っぽくないことが必要です。油っぽい商品としては、特にパン類に種類が多いため注意してください。例えば、デニッシュパンや、カレーパンのような油で揚げてあるもの、揚げ物が具材として入っているパンです。
油は消化に時間がかかります。それだけ胃に負担がかかるということです。胃に負担がかかると、血液が胃に集中して全身に十分に行き渡りません。そうなると練習に集中できなくなってしまいます。なるべく油をたっぷりと使用していない商品を選ぶことがポイントです。
2つめのポイントとして、具材に注目してください。たんぱく質源となる食材、あるいはビタミン、ミネラル源となる野菜類が多少でも含まれているか、に着目してみてください。高校生スポーツ選手は、スポーツをしていない高校生に比べて必要とするエネルギーや栄養素が多いため、なるべくいろいろな商品や食材から、さまざまな栄養素を取りたいものです。
(亀井明子=女子栄養大非常勤講師、国立スポーツ科学センター研究員)