ワンポイント栄養学

第 4回 バランス良い食事で風邪を予防しよう(08年12月号掲載)

ここのところ寒くなってきましたね。風邪をひいてはいませんか? 風邪をひいてしまっては練習ができず、体力強化どころか体力の低下を招きます。

とにかく風邪を予防することが大切です。そのポイントは、次のとおりです。

  1. うがい、手洗いを小まめにする。練習後や外出から帰ったとき、食事の前に行いましょう。
  2. 十分な休養・睡眠をとる。睡眠不足や疲労蓄積のときは、体の防衛力が低下します。
  3. 体を冷やさない。練習で汗をかいた後は早めに着替え、汗をしっかりとふくこと。そしてお風呂の後は薄着のままでいない、などの注意が必要です。
  4. バランスの良い食事を取る。栄養の偏った食事が続くと、免疫力が低下して風邪をひきやすくなります。日ごろから、主食、主菜、副菜、果物、牛乳をそろえた食事を心掛けましょう。

風邪予防の食事について付け加えると、ウイルスと闘い、侵入を防ぐためには、免疫力、細胞膜の強化が必要です。主にその役割を果たすのは、肉・魚・卵・納豆などに含まれるたんぱく質、ホウレンソウ・カボチャ・ニンジンなどに含まれるビタミンA、ミカン・キウイ・イチゴなどに含まれるビタミンCです。これらの栄養素を含む食品を積極的に取るようにしましょう。

(亀井明子=国立スポーツ科学センター研究員、管理栄養士)