編集部ブログ (2010年 07月)

全国高校女子重量挙げ選手権 (2010/07/28)

 

48キロ級 水落(埼玉栄3年)が スナッチで高校新記録更新

重量挙げの全国高校女子選手権が7月24、25日、神奈川県立体育センターで行われ、女子重量挙げ界期待の2人が実力を見せた。48キロ級は、6月の世界ジュニア選手権で銅メダルを獲得した水落穂南(埼玉・埼玉栄3年)が、スナッチで自らの高校記録を更新し、トータルでも171キロの大会新で2連覇。53キロ級でも、同じく世界ジュニア代表の八木かなえ(兵庫・須磨友が丘3年)が、トータル174キロの大会新で2連覇を達成した。

 

「自分の高校記録の更新が目標でした。スナッチは更新できましたが、ジャークでできなくて残念です」。48キロ級を制した水落は振り返る。スナッチの1回目で、大会記録を1キロ上回る72キロを余力十分にクリア。2回目も記録を伸ばし、3回目は自身の高校記録を1キロ更新する78キロに成功した。続くジャークでも90キロ、93キロと大会記録を打ち立て、3回目に高校新記録の96キロに挑戦。惜しくも成功はならなかったが、トータル171キロの大会新記録。2位に29キロ差の圧勝だった。

 

「(ジャークの失敗は)右ひざの痛みの影響があったかもしれませんが、脚の力の弱さが課題です」と反省する。9月には世界選手権が控えており、「いい結果を出したい」と意気込む。普段の生活で心掛けていることは、体作りのための食事という水落。身長148センチと小柄だが量もたくさん食べるそうで、「ごはんはどんぶり一杯ぐらい」と、少し恥ずかしそうに教えてくれた。

 

 

 

53キロ級の八木も2連覇を達成。こちらも2位に26キロの大差だった。ただ大会前は夏バテ気味で思うように練習ができなかったという。2週間前の練習では自己ベストをそれぞれ1キロ上回るスナッチ79キロ、ジャーク101キロを成功させていた。それが、ここ1週間は、普段は簡単に成功させるスナッチでの70キロも挙げられなかった。「失敗したらどうしよう」と、試合前は不安が大きくなっていたという。それでも終わってみれば、スナッチ76キロ、ジャークは大会新の98キロを挙げ、トータルでも174キロの大会新記録をマークした。

 

「世界ジュニアのときのように緊張はしましたが、緊張をいかに力に変えるかを考えました。悪いなりに力は出せたので、60~70点ぐらいですかね」と自己採点する。今後の目標はトータル180キロだ。

 

 

 

各階級の優勝者

階級名前・学校スナッチジャークトータル
48キロ級水落穂南(埼玉・埼玉栄3年)78キロ(高校新)93キロ(大会新)171キロ(大会新)
53キロ級八木かなえ(兵庫・須磨友が丘3年)76キロ98キロ(大会新)174キロ(大会新)
58キロ級見附絵莉(兵庫・三木東3年)74キロ92キロ166キロ
63キロ級今永桃子(兵庫・香寺2年)67キロ78キロ145キロ
69キロ級高岸冴佳(兵庫・舞子3年)77キロ94キロ171キロ
75キロ級七戸美空(沖縄・豊見城3年)83キロ92キロ175キロ
75キロ超級造田美輝(香川・多度津3年)78キロ97キロ175キロ

(安藤佑、写真も)
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